寒国(読み)カンコク

精選版 日本国語大辞典 「寒国」の意味・読み・例文・類語

かん‐こく【寒国】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 寒さのきびしい北国
    1. [初出の実例]「棗は寒国に宜きものぢゃげなぞ」(出典:史記抄(1477)一九)
    2. [その他の文献]〔洞冥記‐巻三〕
  2. [ 2 ] ( 江戸城の北に当たり、北国(ほっこく)というところから ) 江戸遊里新吉原をいう。
    1. [初出の実例]「サア北国(カンコク)へあったまりに行くつもりよ」(出典洒落本・虚実情の夜桜(1800)宵の虚言)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む