精選版 日本国語大辞典 「寒国」の意味・読み・例文・類語 かん‐こく【寒国】 [1] 〘名〙 寒さのきびしい北国。※史記抄(1477)一九「棗は寒国に宜きものぢゃげなぞ」 〔洞冥記‐巻三〕[2] (江戸城の北に当たり、北国(ほっこく)というところから) 江戸の遊里、新吉原をいう。※洒落本・虚実情の夜桜(1800)宵の虚言「サア北国(カンコク)へあったまりに行くつもりよ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報