風張遺跡(読み)かざはりいせき

日本歴史地名大系 「風張遺跡」の解説

風張遺跡
かざはりいせき

[現在地名]八戸市是川 森

新井田にいだ川の右岸段丘上の字えぞもりに位置し、同川を隔てて国指定史跡の是川これかわ石器せつき時代じだい遺跡がある。特別養護老人ホームの建設に伴い、昭和六三年(一九八八)と平成元年(一九八九)から同四年にかけて発掘調査され、竪穴住居跡一五九、土坑五二四を含む諸遺構と、縄文時代早期から弥生時代、および奈良・平安時代にいたる多数の遺物が発見された。そのなかで縄文後期の主要な遺物六六四点が国の重要文化財に指定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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