飛切(読み)とびきり

精選版 日本国語大辞典 「飛切」の意味・読み・例文・類語

とび‐きり【飛切】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高くとび上がって相手を切ること。「天狗飛切の術」
  3. ( 形動 ) 他のものにくらべ、はるかにすぐれていること。程度のはなはだしいこと。また、そのさま。最上極上。無類。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「武道のりきみ飛切(トヒキリ)にてはなけれども間はあわせらるる也」(出典評判記・野良立役舞台大鏡(1687)鈴木平左衛門)
    2. 「器量はさのみ飛切(トビキリ)と云ふにはあらねど」(出典:浮世草子傾城歌三味線(1732)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む