飛天文(読み)ひてんもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「飛天文」の意味・わかりやすい解説

飛天文
ひてんもん

文様一種空中を飛ぶ天人を表わした文様。飛天は単に天ともいい,天衆,飛菩薩,楽天などともいう。美しい姿で自由自在に空中を飛び舞い,奏楽し,散華 (さんげ) し,香を薫じ,仏を賛美供養すると説かれる。荘厳 (しょうごん) のための供養像として絵画彫刻工芸建築の装飾文様などに用いられた。インド,中央アジア,中国,日本の仏教美術に多くの作例がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む