飛掛る(読み)トビカカル

デジタル大辞泉 「飛掛る」の意味・読み・例文・類語

とび‐かか・る【飛(び)掛(か)る/跳(び)掛(か)る】

[動ラ五(四)]相手に勢いよくとびつく。おどりかかる。「獲物に―・る」
[類語]飛び付く躍り掛かる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飛掛る」の意味・読み・例文・類語

とび‐かか・る【飛掛】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 身をおどらせて相手につっかかる。おどりかかる。とびつく。
    1. [初出の実例]「蝶(てふ)のとびかかりたるやうに花咲くものなりける」(出典成尋阿闍梨母集(1073頃))
  3. 飛び散って物に降り掛かる。
    1. [初出の実例]「水が白い泡沫を立ててぴしぴしと四方の壁に飛び掛かった」(出典:B(1923)〈十一谷義三郎〉二)

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