精選版 日本国語大辞典 「食余」の意味・読み・例文・類語 くい‐あまりくひ‥【食余】 〘 名詞 〙 食べきれないで残ること。また、そのもの。[初出の実例]「その和郎厮(わろめ)が喰余(クヒアマ)りを、旦那の新嫁(よめ)にしられるものか」(出典:人情本・清談若緑(19C中)三) くい‐あましくひ‥【食余】 〘 名詞 〙 食いあますこと。食べ残すこと。また、そのもの。たべのこし。[初出の実例]「竹の皮に食ひ余(アマ)しの餠菓子が二つ三つ残って」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉一五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例