食止め(読み)じきどめ

精選版 日本国語大辞典 「食止め」の意味・読み・例文・類語

じき‐どめ【食止・食留】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じき」は「食」の呉音 ) 食事を与えないこと。罰として絶食させること。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「中々しぶといやつらなれば、大抵の折檻にてはゆくまじ。食留(ジキドメ)して殻年(からどし)とらせと」(出典浮世草子・咲分五人娘(1735)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android