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折檻 セッカン

デジタル大辞泉の解説

せっ‐かん【折×檻】

[名](スル)《漢の孝成帝が、朱雲の強いいさめを怒り、朝廷から引きずり出そうとしたとき、朱雲が欄檻(らんかん)につかまったため、それが折れたという「漢書」朱雲伝の故事から》
厳しくしかったり、こらしめの体刑を加えたりすること。「子供を折檻する」
強くいさめること。厳しく諫言(かんげん)すること。
「をりをりの御―にてこそ候へ」〈謡・仲光

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大辞林 第三版の解説

せっかん【折檻】

( 名 ) スル
〔漢の朱雲が皇帝を強くいさめて怒りをうけ殿上から引きずり降ろされたとき、檻てすりにつかまったためそれが折れたという「漢書朱雲伝」の故事による〕
厳しく戒めること。のちの戒めのため、たたいたりしてこらしめること。 「子を-する」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

折檻
せっかん

厳しくしかったり、責めさいなむこと。原義は欄(手すり)を折るという意で、力をもって君主などを強く諫(いさ)めることをいった。中国、前漢の元地方官の朱雲が、成帝の師で安昌(あんしょう)侯となった姦臣(かんしん)張禹(ちょうう)を斬(き)るように上申したところ、帝は「官吏が上役をそしり、師傅(しふ)を悪くいうのは死にあたる罪だ」と、烈火のごとく怒った。しかし朱雲は屈することなく、彼を引き立てて連れ出そうとする役人を払いのけ、宮殿の欄檻によじ登り、これを折ってしまった。のちのちも帝はこの欄檻を直さず、朱雲の諫言(かんげん)の記念とした、と伝える『漢書(かんじょ)』「朱雲伝」の故事による。[田所義行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の折檻の言及

【折檻死】より

…保護者ら(両親,その他の乳幼児の世話をする人)によって乳幼児が折檻・虐待されて死亡することをいう。近年,欧米のみならず日本においても,折檻あるいは無責任な放置により傷害・死亡する例が増加しており,医学的ならびに社会的な問題となっている。…

※「折檻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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