飯島喬平(読み)イイジマ キョウヘイ

20世紀日本人名事典 「飯島喬平」の解説

飯島 喬平
イイジマ キョウヘイ

明治・大正期の民法学者,司法官 大審院検事。



生年
明治10(1877)年9月

没年
大正10(1921)年3月5日

出生地
神奈川県

学歴〔年〕
東京帝国大学法科卒

学位〔年〕
法学博士〔大正8年〕

経歴
明治37年東京地裁判事任官、以後司法参事官、司法大臣秘書官、大審院検事を歴任した。また法律取調委員会、臨時法制審議会、特殊権利審査会、臨時条約改正委員会の幹事、委員を務めた。著書に「民法要論」「民法物権篇」「契約法総則」「商法総則」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯島喬平」の解説

飯島喬平 いいじま-きょうへい

1877-1921 明治-大正時代の司法官。
明治10年9月生まれ。37年東京地裁判事。司法参事官などをへて,大正7年大審院検事となる。法制に関する審議会で活躍した。大正10年3月5日死去。45歳。神奈川県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android