日本歴史地名大系 「飯泉村」の解説 飯泉村いいずみむら 神奈川県:小田原市飯泉村[現在地名]小田原市飯泉西に酒匂(さかわ)川が流れ、東は鴨宮(かものみや)村、南は中新田(なかしんでん)村、北は成田(なるだ)村に接する。西に段河原(だんかわら)堰、東に鬼柳(おにやなぎ)堰が流れる。北から小田原道、東から大山道と勝福(しようふく)寺門前に至る順礼道が合流し、また分れる。文応元年(一二六〇)九月一九日の関東下知状(円覚寺仏日庵文書)によれば「相模国成田庄飯泉郷内」の田地が飯泉左衛門尉景光の後家に安堵されており、中世には成田庄内に含まれていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by