飯笠山神社(読み)いいがさやまじんじや

日本歴史地名大系 「飯笠山神社」の解説

飯笠山神社
いいがさやまじんじや

[現在地名]飯山市大字飯山 有尾

祭神誉田別尊・足仲津彦尊・息長足姫尊。社伝によると応永年間(一三九四―一四二八)城山勧請築城にあたって現地に移したという。旧郷社。飯山之八幡・飯山八幡・有尾ありお八幡とも略称される。

慶長元年(一五九六)一〇月岩井信能が「飯加佐八幡」の黒印地に屋敷所及び大門田だいもんだ・宮之わき・くねき畠・宮之内の合一〇俵、諏諏社の黒印地に、はしつめ、大かみ内で一〇俵、計二〇俵を神官伊与大夫あてに寄進している(「岩井信能寄進状」小川文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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