有尾(読み)ありお

日本歴史地名大系 「有尾」の解説

有尾
ありお

[現在地名]飯山市大字飯山 有尾

さら川を境に城下町の北につづく集落。長峰ながみね丘陵南端を占め、丘陵東麓を通る谷筋道と、西麓から皿川をさかのぼり富倉とみくら峠越え、越後へ通じる道との分岐点で古来交通の要衝。丘上に前方後円墳・円墳がある。

応安三年(一三七〇)六月の上遠野文書に上杉朝房が「常岩南条・後閑・水沢・有尾・中曾根等」を藤井下野守に安堵したとあるのが初見。古代・中世を通じて飯山の中心地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む