飯郷村(読み)いいごうむら

日本歴史地名大系 「飯郷村」の解説

飯郷村
いいごうむら

[現在地名]佐倉市吉見よしみ

飯重いいじゆう村の南に位置し、東は羽鳥はどり村。もとは葛飾かつしか郡のうちとされていた。慶長一九年(一六一四)の東金御成街道覚帳にみえる稲生村は当村にあたるとみられ、高二四五石、普請間数二五間(二町五間の誤りか)。「寛文朱印留」では印旛郡に属し、佐倉藩領。以後幕末まで同じ。元禄郷帳では高一四四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android