飾菓子(読み)かざりがし

精選版 日本国語大辞典 「飾菓子」の意味・読み・例文・類語

かざり‐がし ‥グヮシ【飾菓子】

〘名〙 冠婚葬祭などの儀式に用いる菓子雲平糖(うんぺいとう)有平糖(アルヘイとう)などの類で、四季草花果実魚介などの形に美しく細工したもの。また、一般に美しく飾った菓子もいう。
富嶽百景(1939)〈太宰治〉「小さい、真白い三角が、地平線にちょこんと出てゐて、それが富士だ。なんのことはない、クリスマスの飾り菓子である」

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