餅踏(読み)もちぶみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「餅踏」の意味・わかりやすい解説

餅踏
もちぶみ

幼児の歩きはじめる頃行う誕生祝いの行事の一つ。のし餅をつくって草履を載せ,盛装させた子供を草履の上に立たせ歩くまねをさせる。餅は子供の生命力を強める力があるという考えから,九州一帯で行われた。中部地方では餅を幼児に背負わせて歩かせる風習があった。餅踏の餅は切って親類,知己に配られた。この餅は焼かずにそのまま食べるのが決りで,焼いたりするとその子供は火難にあうとされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む