餠草(読み)もちぐさ

精選版 日本国語大辞典 「餠草」の意味・読み・例文・類語

もち‐ぐさ【餠草】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もちくさ」とも。餠につき入れて草餠をつくるところからいう ) 植物よもぎ(艾)」の異名。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「餠草も化るとあつひ団子也」(出典:雑俳・柳多留‐五九(1812))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android