館山一ノ坂町(読み)たてやまいちのさかまち

日本歴史地名大系 「館山一ノ坂町」の解説

館山一ノ坂町
たてやまいちのさかまち

[現在地名]米沢市舘山たてやま一―二丁目

矢来やらい町の西に続く下級家臣屋敷町。東西の道に沿う両側町。矢来町との境は東西の道に直角南北に土塁が築かれ、松が植えられていた(並松土手と称した)。これは館山城の遺構で、当町から西の館山諸町は同城の地割の跡に江戸時代に形成された。享保一〇年(一七二五)の城下書上によれば町の長さ三町四〇間・道幅三間・屋敷数四九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 地蔵院 廃寺 土手

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む