20世紀日本人名事典 「館野守男」の解説 館野 守男タテノ モリオ 昭和期の経済評論家 元・NHK国際局長。 生年大正3(1914)年4月28日 没年平成14(2002)年2月28日 出生地茨城県結城市 学歴〔年〕東京帝国大学社会学科〔昭和13年〕卒 経歴昭和13年NHKに入局。19年解説委員、30年アメリカ総局長、40年放送世論調査所長、42年国際局長を歴任。のち会友。16年12月8日、日米開戦を知らせる臨時ニュースを担当。また20年終戦日の前日、玉音放送を阻止しようと東京・内幸町の放送会館に押し寄せた反乱軍から録音盤を守り、8月15日早朝に玉音放送の予告を行った。この逸話は映画「日本のいちばん長い日」に取り上げられた。著書に「戦後世界の労働事情」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「館野守男」の解説 館野守男 たての-もりお 1914-2002 昭和時代のアナウンサー。大正3年4月28日生まれ。昭和13年NHKに入局。16年12月8日の開戦の詔勅を朗読。20年8月15日に放送する終戦の詔勅の録音盤を,戦争終結に反対する青年将校からまもる。解説委員をへて,アメリカ総局長,国際局長などを歴任。のち経済評論家。平成14年2月28日死去。87歳。茨城県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by