香取文書纂(読み)かとりもんじょさん

世界大百科事典 第2版の解説

かとりもんじょさん【香取文書纂】

常陸国土浦の国学者色川三中(1802‐55)が田制研究の資料として,香取神宮とその社家の所蔵する文書を影写し,家別(ほぼ編年順)に編集した古文書集。62巻。6年を費やし1848年(嘉永1)に完成したもので,下限は江戸中ごろに及ぶ総数1500余通を収める。採集の範囲と周到は同時代の各種文書集の内でもをぬいたもので,その後散逸・欠損した文書を塡できるのみでなく,江戸古文書学の到達点を示すものとしても重要。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

アラビックヤマト

ヤマト株式会社の液状のりのブランド名。1975年発売。スポンジキャップと速乾性が特徴。スタンダードのほか、先がカーブしている「エル」、太・細塗りが出来る「ツイン」、スポンジ部分を下にして置ける「さかだ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android