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香取神宮 かとりじんぐう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

香取神宮
かとりじんぐう

千葉県香取市佐原に鎮座する元官幣大社(→官幣社)。主祭神はイワイヌシノミコト(フツヌシノカミ〈経津主神〉とも呼ばれる)。ヒメガミ,タケミカズチノカミ (建御雷神) ,アメノコヤネノミコトを配祀する。

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デジタル大辞泉の解説

かとり‐じんぐう【香取神宮】

千葉県香取市にある神社。旧官幣大社。祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)(別名、伊波比主命(いわいぬしのみこと))。古来、鹿島神宮とともに軍神として尊崇されてきた。下総(しもうさ)一の宮

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百科事典マイペディアの解説

香取神宮【かとりじんぐう】

千葉県香取市香取に鎮座。旧官幣大社。伊波比主(いわいぬし)命(経津主(ふつぬし)命)をまつる。神武天皇の時この地に鎮祭したという。延喜式内の名神大社とされ,下総(しもうさ)国の一宮。
→関連項目春日大社霞ヶ浦四十八津紀伊国屋文左衛門佐原[市]下総国神道流千葉[県]春祭

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デジタル大辞泉プラスの解説

香取神宮

千葉県香取市にある神社。初代神武天皇の御代の創祀とされる。祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。香取神社の総本社。茨城県にある鹿島神宮息栖神社とあわせて「東国三社」と呼ばれる。下総国一之宮。

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世界大百科事典 第2版の解説

かとりじんぐう【香取神宮】

千葉県佐原市香取に鎮座。経津主(ふつぬし)神(またの名,伊波比主(いわいぬし)命)を主祭神とし,比売(ひめ)神,武甕槌(たけみかづち)神,天児屋(あめのこやね)命を配祀する。経津主神鹿島神宮の主祭神武甕槌神とともに,天孫降臨に先立って,この国土を平定したといわれる武神であり,社伝では神武天皇18年の創建と伝えているが,古代大和朝廷の東国経営のはじめ,その前進基地としてのこの地に奉斎されたことに始まる社とみられる。

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大辞林 第三版の解説

かとりじんぐう【香取神宮】

千葉県香取市香取にある神社。下総国一の宮。祭神は経津主神ふつぬしのかみ。鹿島神宮とともに軍神として尊崇を受けた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

香取神宮
かとりじんぐう

千葉県香取(かとり)市香取に鎮座。経津主大神(ふつぬしのおおかみ)(またの名、伊波比主命(いわいぬしのみこと))を祀(まつ)る。経津主大神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命令を受け、天孫降臨に先だち、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)(鹿島(かしま)神宮祭神)とともに出雲(いずも)国(島根県)に降(くだ)り、大国主神(おおくにぬしのかみ)と国譲りを交渉されたと神話に語られる神で、神武(じんむ)天皇即位ののち、現在の地に奉斎されたと伝承する。本来、武神としての大神が、朝廷の東国経営にあたって、まず奉斎されたのであろう。『新抄格勅符抄』806年(大同1)の牒(ちょう)に神封70戸とみえ、812年(弘仁3)以降、住吉(すみよし)社・鹿島社とともに、20年に一度の式年遷宮の制度が定められ、882年(元慶6)下総(しもうさ)国(千葉県北部・茨城県南西部)神税(しんぜい)の稲5855把余をもって、当時すでに正一位勲一等とされていた本社の雑舎料にあてられ、以後20年ごとの例とされた。延喜(えんぎ)の制で名神(みょうじん)大社となり、祈年(きねん)・月次(つきなみ)・新嘗(にいなめ)の奉幣を受けている。また、毎年2月と6月に藤原氏1人を派遣、祭儀を行わせ、香取郡を神郡として寄せられた。下総国一宮(いちのみや)
 古くより中臣(なかとみ)氏、藤原氏が崇敬奉仕したが、中世になり、源頼朝(よりとも)が崇敬して神領を寄進、以後東国の武家も崇敬寄進し、近世に入って徳川家康が朱印領1000石を寄進、1700年(元禄13)将軍徳川綱吉(つなよし)が現本殿、楼門、神楽殿(かぐらでん)などを造営した。関東、東北方面に本社勧請(かんじょう)の社が多いのは庶民の信仰の表れとみられる。明治の制で官幣大社。例祭4月14日。翌15日に旧8か町村の氏子(うじこ)が出ての神幸祭(しんこうさい)があり、ことに午(うま)年ごとの式年大祭の神幸は盛大で、甲冑(かっちゅう)姿の氏子数千人が供奉(ぐぶ)し、神輿(みこし)を利根(とね)川の御座船に移しての船上祭となる。ほかにも4月第1週の土・日曜日の御田植祭(おたうえまつり)には、一般に「かとりまち」とよばれる儀があり、土曜日に拝殿前庭で耕田式が、日曜日に田植式が、多くの早乙女(さおとめ)たちの手で行われる。11月30日夜の大饗祭(たいきょうさい)、12月1日の賀詞祭(がしさい)、12月4日の内陣神楽など、ほかにも特殊神事が多い。社蔵の海獣葡萄鏡(ぶどうきょう)は国宝、古瀬戸黄釉狛犬(こまいぬ)一対、久安(きゅうあん)5年(1149)在銘の双竜文鏡は国重要文化財に指定されている。[鎌田純一]

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