香籠(読み)かごめ

精選版 日本国語大辞典 「香籠」の意味・読み・例文・類語

か‐ごめ【香籠】

〘名〙 香を含んでいること。
※後撰(951‐953頃)春中・五六「けふ桜しづくに我が身いざぬれんかごめにさそふ風のこぬ間に〈源融〉」

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普及版 字通 「香籠」の読み・字形・画数・意味

【香籠】こう(かう)ろう

いぶしかご。唐・応物〔何水部に効(なら)ふ、二首、一〕詩 玉宇露を含み 香籠、輕を散ず

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