玉宇(読み)ぎょくう

精選版 日本国語大辞典 「玉宇」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐う【玉宇】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 「玉」は美称 )
    1. 美しく飾った御殿。立派な屋敷
      1. [初出の実例]「玉宇干雲遙漢外。金鋪照地大陽前」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)一・賀大極殿新成〈藤原有信〉)
      2. [その他の文献]〔梁昭明太子‐七契〕
    2. 天子の御座所。玉座
  2. [ 2 ] 九星で、月の中にあるとする神の名。この神がつかさどる日は、普請・結婚・招客などによいという。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玉宇」の読み・字形・画数・意味

【玉宇】ぎよくう

帝座

字通「玉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android