香緂(読み)こうだん

精選版 日本国語大辞典 「香緂」の意味・読み・例文・類語

こう‐だんカウ‥【香緂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 香色白色と交互にした配色。紐類に用い、主として諒闇(りょうあん)の際の、太刀平緒(ひらお)に用いる。〔餝抄(1238頃)〕
  3. 能楽で、車、藁屋などの大道具の柱などを巻くのに用いる青または紅白の細い布。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android