日本歴史地名大系 「香良村」の解説 香良村こうらむら 兵庫県:氷上郡氷上町香良村[現在地名]氷上町香良村中を香良谷(こうらだに)川が流れ、南は絹山(きぬやま)村、東は五台(ごだい)山(六五四・六メートル)を越えて余田(よでん)谷(現市島町)に通じる。慶長六年(一六〇一)旗本別所領、寛永五年(一六二八)幕府領になったと考えられる(「氷上郡志」など)。同一〇年三田藩領となり幕末に至る。正保郷帳に村名がみえ田高二九七石余・畠高二二七石、柴山・林あり、日損少しあり。「丹波志」では高は変わらず、家数一〇〇。天保郷帳の高五四七石余。土地が高く水田に適せず桑の栽培が盛ん(氷上郡志)。産土神は加和良(かわら)神社(江戸時代は住吉大明神)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by