香茅(読み)コウボウ

デジタル大辞泉 「香茅」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぼう〔カウバウ〕【香×茅】

イネ科多年草。草地に生え、高さ20~40センチ。初夏、淡褐緑色の穂を円錐状につける。全体にかすかな香気がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「香茅」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぼうカウバウ【香茅】

  1. 〘 名詞 〙 イネ科の多年草。各地湿地原野に生える。稈は高さ二〇~四〇センチメートル。葉は線形で長さ五~一五センチメートル。春、稈頂に黄緑色花穂を円錐状につける。かすかなかおりがあることからいう。〔薬品手引草(1778)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「香茅」の解説

香茅 (コウボウ)

学名Hierochloe odorata
植物。イネ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android