日本歴史地名大系 「馬場内村」の解説 馬場内村ばばうちむら 千葉県:夷隅郡大多喜町馬場内村[現在地名]大多喜町馬場内原内(はらうち)村の北東、西畑(にしはた)川左岸に位置する。弥喜用(やきよう)村の枝郷。文禄期(一五九二―九六)の西之畑之内馬場内村坪入改帳(馬場内区有文書)の一部が残る。寛永期(一六二四―四四)の検地帳(同文書)では田二町三反余・畑五町九反余(うち茶畑一町八反余)で、名請人一六、屋敷地一二筆で名請人一二。寛永一〇年(一六三三)の西之畠村々高割帳(君塚家文書)では高四六石余。文政一〇年(一八二七)の岩槻藩領村々書上帳では新田高四斗余(一反余)、年貢は米一二石余・永七貫五九六文余・山役薪三〇・酒役永二〇〇文余、家数一六・人数八一、うち出家二、原内村との入会の溜井一、川堰一。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by