馬放島(読み)まはなしじま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「馬放島」の意味・わかりやすい解説

馬放島
まはなしじま

宮城県中東部、松島湾の支湾塩釜湾(しおがまわん)の入口にある島。面積0.15平方キロメートル。周囲約2.4キロメートル。宮城郡七ヶ浜町(しちがはままち)に属す。奥州一宮(いちのみや)の塩竈(しおがま)神社神馬(しんめ)が、老いたのちに放たれたことから名づけられたという。1958年(昭和33)以降無人島である。

[後藤雄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「馬放島」の解説

馬放(まはなし)島

宮城県塩竈市の塩竈湾内に位置する無人島。島名は、かつて神社の御神馬が年をとるとこの島に放ったことにちなむ。

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