馬玉村(読み)まだまむら

日本歴史地名大系 「馬玉村」の解説

馬玉村
まだまむら

[現在地名]いわき市常磐馬玉町じようばんまだままち

藤原ふじわら川右岸の平坦地に南西からせり出した丘陵の麓にあり、北はいわおか村、東はしま村、西は長孫おさまご村。字寺作の金剛てらさくのこんごう院の観音堂は三十三観音を巡礼して百札を打つ折、三度回向して不足の札を当堂に打つ。また天文八年(一五三九)九月一七日の巡礼納札があり、その銘に「十羅刹女 奥州菊田庄 小川高松 鈴木重安 同亀子」とみえる。磐前いわさき郡に属した。近世領主変遷は磐城平藩領から貞享元年(一六八四)以降湯長谷藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む