馬長(読み)ウマオサ

デジタル大辞泉 「馬長」の意味・読み・例文・類語

うま‐おさ〔‐をさ〕【馬長】

昔、京都祇園ぎおん御霊会ごりょうえ神事に、馬に乗って社頭馬場を練り歩いた人。小舎人童こどねりわらわなどを美しく着飾らせて乗せた。うまのおさ。

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精選版 日本国語大辞典 「馬長」の意味・読み・例文・類語

うま‐おさ‥をさ【馬長】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦六月一四日の京都祇園の御霊会(ごりょうえ)神幸などに馬に乗って参列する一つ物の童(わらわ)舎人(とねり)などをいう。馬のおさ。
    1. [初出の実例]「御霊会の馬おさ」(出典:能因本枕(10C終)八三)

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