日本歴史地名大系 「駒之町」の解説 駒之町こまのちよう 京都市:上京区春日学区駒之町上京区中町通丸太町下ル鴨(かも)川の西側に位置。町の西を南北に中町(なかまち)通が通り、北側は丸太町(まるたまち)通。現町域は明治三年(一八七〇)に駒之(こまの)町と大黒(だいこく)町が合併して成立。旧駒之町は現町の西部分で、寛永版平安城東西南北町並之図に「こまつ丁」、宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」に「駒之町」、文政三年(一八二〇)の上京軒役付帳に「駒之町南北」、天保二年(一八三一)の改正京町絵図細見大成には「駒之丁」とみえる。大黒町は東部分で、前記寛永版平安城東西南北町並之図に「新町」、正徳・享保間京大絵図に「大こくや丁」、寛保初京大絵図に「大こく町」と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報