駒留石(読み)こまとめいし

精選版 日本国語大辞典 「駒留石」の意味・読み・例文・類語

こまとめ‐いし【駒留石】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 馬をつなぎとめるための石。
    1. [初出の実例]「何んだかごふてきに長いあたまだぜ、別はねへ、福徳やの見世に駒留石がしゃれているようだ」(出典:洒落本・福神粋語録(1786)中の町)
  2. [ 2 ] 昔、奥州へ出発する源義家の馬が駆け出したが、このところで止まったという伝説をもつ石で、江戸本所大川端、椎の木屋敷(松浦侯の屋敷)近くの道路に、往来の邪魔になるようにあった丸い石。こまとめ。
    1. [初出の実例]「駒留石に椎の実はきつい風」(出典:雑俳・玉柳(1787)正月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む