駒留石(読み)こまとめいし

精選版 日本国語大辞典 「駒留石」の意味・読み・例文・類語

こまとめ‐いし【駒留石】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 馬をつなぎとめるための石。
    1. [初出の実例]「何んだかごふてきに長いあたまだぜ、別はねへ、福徳やの見世に駒留石がしゃれているようだ」(出典:洒落本・福神粋語録(1786)中の町)
  2. [ 2 ] 昔、奥州へ出発する源義家の馬が駆け出したが、このところで止まったという伝説をもつ石で、江戸本所大川端、椎の木屋敷(松浦侯の屋敷)近くの道路に、往来の邪魔になるようにあった丸い石。こまとめ。
    1. [初出の実例]「駒留石に椎の実はきつい風」(出典:雑俳・玉柳(1787)正月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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