駕籠舁き駕籠に乗らず(読み)カゴカキカゴニノラズ

デジタル大辞泉 「駕籠舁き駕籠に乗らず」の意味・読み・例文・類語

駕籠舁かごか駕籠かごらず

仕事として取り扱っている物や技術は、他人のために使うばかりで、自分のためにはかえって使用しないことのたとえ。
[類語]医者の不養生紺屋こうや白袴しろばかま大工の掘っ建て易者身の上知らず陰陽師おんようじ身の上知らず髪結い髪結わず坊主の不信心

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精選版 日本国語大辞典 「駕籠舁き駕籠に乗らず」の意味・読み・例文・類語

かごかき【駕籠舁】 駕籠(かご)に乗(の)らず

  1. ある事を専門としていながら、自分のためには用いないことのたとえ。他人のために尽くすばかりで、自分のことには手が回らないこと。紺屋白袴髪結いの髪結わず。

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ことわざを知る辞典 「駕籠舁き駕籠に乗らず」の解説

駕籠舁き駕籠に乗らず

仕事でいつも扱っていても、自分のためには使わないことのたとえ。他人のために尽くすばかりで、自分のことには手が回らないこと。

[類句] 紺屋の白袴/槍持ち槍を使わず/髪結い髪結わず

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