精選版 日本国語大辞典 「騰騰」の意味・読み・例文・類語 とう‐とう【騰騰】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① ある種の感情がきわまるさま。心が高ぶるさま。心おどるさま。[初出の実例]「不レ睡騰騰送二五更一、苦思吾宅在二東京一」(出典:菅家文草(900頃)四・不睡)[その他の文献]〔周邦彦‐酔桃源詞〕② 盛んにわきおこるさま。旺盛なさま。[初出の実例]「騰々として旭日の天に朝するが如き勢をもて進みたる自由党も」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉日本の社会運動)[その他の文献]〔仲子陵‐五糸続宝命賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例