骨上げ(読み)こつあげ

精選版 日本国語大辞典 「骨上げ」の意味・読み・例文・類語

こつ‐あげ【骨上・骨揚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火葬にした遺骨をひろいあげること。こつひろい。灰よせ。
    1. [初出の実例]「骨揚のやうすを問ふて泣涙 夜半に迷ふ跡とりの声」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第九)
  3. もらうべき御祝儀。特に、花興行で招待状を出しておいて、あとで御祝儀をあつめにいくことをいう、寄席芸人仲間の言葉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

葬儀辞典 「骨上げ」の解説

骨上げ

火葬後の遺骨を箸で拾い骨壷に納めること。故人血縁の深い順に人から人へ回し渡すか、または2人一緒に拾い上げます。遺骨は、足から頭に向かい、最後喉仏を納めます。

出典 葬儀ベストネット葬儀辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android