骨休(読み)ほねやすみ

精選版 日本国語大辞典 「骨休」の意味・読み・例文・類語

ほね‐やすみ【骨休】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほねやすめ(骨休)
    1. [初出の実例]「あなたと二人で呑気に骨休みでもやりますかな」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉二)
  3. 骨折りに対する報酬
    1. [初出の実例]「人力の車力二人づれ、〈略〉しっくりとせしめたるほねやすみ」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)

ほね‐やすめ【骨休】

  1. 〘 名詞 〙 仕事のあいまにからだをやすめること。休息すること。休養。ほねやすみ。
    1. [初出の実例]「あきかぜのたつやあふぎの骨やすめ〈貞利〉」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android