すべて 

骨貨(読み)こっか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「骨貨」の意味・わかりやすい解説

骨貨
こっか

未開社会における獣骨製の通貨。ただし本来装身具などとして用いられ、きわめて限られた範囲でのみ、交換媒体、価値尺度、支払い手段という貨幣のもつ機能のいずれかを果たしていたにすぎない。骨そのものよりも歯を材料としたものが多く、ジュゴンの牙(きば)からつくられたミクロネシアヤップ島のマー、アドミラルティ諸島の犬の牙、フィジー島のクジラの歯でつくられたもの、などが知られている。

[濱本 満]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

すべて 

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む