(読み)カン

精選版 日本国語大辞典 「骭」の意味・読み・例文・類語

かん【骭】

  1. 〘 名詞 〙 はぎ。すね。すねのほね。
    1. [初出の実例]「衣至骭袖至腕、腰間秋水鉄可断」(出典:山陽詩鈔(1833)四・前兵児謡)
    2. [その他の文献]〔淮南子‐俶真訓〕

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普及版 字通 「骭」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音] カン
[字訓] はぎ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は干(かん)。〔説文四下に「(かう)なり」、前条に「は脛なり」とあり、また〔玉〕には「脛なり」に作り、はぎをいう。戚の〔飯牛歌〕に「生まれて堯ととの禪(ゆづ)りにはず 短布の單衣、(た)だ骭に至る」の句がある。また脅(わき)の骨をいうことがある。

[訓義]
1. すねのほね。
2. すねはぎ、向こうずね。
3. あばら。

[古辞書の訓]
字鏡集〕骭 カツ・ハギアシ

[下接語]
反骭・露骭

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