ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高リン脂質血症」の意味・わかりやすい解説 高リン脂質血症こうリンししつけっしょうhyperphospholipidemia 血清中にリン脂質が過量に存在する状態をいう。主として閉塞性黄疸で起る。胆汁中の脂質の主成分であるリン脂質が,胆汁うっ滞時には腸管への排出を妨げられるので,血液中に逆流するためこの現象が起る。原発性胆汁性肝硬変でも,同様の原因で本症がみられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by