高久野村(読み)たかくのむら

日本歴史地名大系 「高久野村」の解説

高久野村
たかくのむら

[現在地名]南関町高久野

南境から東境せき川が流れ、西は山口やまぐち村・下長田しもながた村、北は上長田村と接する。近世は南関手永に属する。元禄国絵図に「赤坂村之内高久野村」とあり、赤坂あかさか村からの分村。「国誌」に「高三百三十七石余、平石ト云小村アリ、当村ヨリ杉本口筑後今山村ヘノ道筋」とある。宝暦一三年(一七六三)の下ケ名寄帳によると惣畝数二四町三反三畝余、高三三七石一斗余、下ケ名に安福寺・境田などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android