日本歴史地名大系 「高佐浦」の解説 高佐浦たかさうら 福井県:丹生郡越前町高佐浦[現在地名]越前町高佐越前海岸干飯(かれい)崎の北にあり、北は枝村の白浜(しらはま)浦、南は山越で米浦(こめのうら)。「越前地理指南」に「大船廿艘計懸ル間アリ」とし、また「近国海上行程」として次のように記す。<資料は省略されています>当浦の成立については、建保元年(一二一三)頃、播磨国高砂(たかさご)(現兵庫県高砂市)から干飯崎田ノ浦に製塩技術をもって移住していた二四戸のうち、一八戸が当地に移住したと伝える。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に「高佐浦」高七八・二七四石とみえ、正保郷帳によると田方一五石余・畠方四〇石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by