高倉寿子(読み)タカクラ トシコ

20世紀日本人名事典 「高倉寿子」の解説

高倉 寿子
タカクラ トシコ

明治・大正期の女官



生年
天保11年(1840年)

没年
昭和5(1930)年1月27日

経歴
左大臣・一条忠香出仕、明治元年忠香の3女美子(のちの昭憲皇太后)が明治天皇皇后として入内する際、輔導役として宮中に入り典侍となる。のち女官長。皇太后没後、大正4年職を辞し京都に隠棲。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高倉寿子」の解説

高倉寿子 たかくら-としこ

1840-1930 明治-大正時代の女官。
天保(てんぽう)11年生まれ。はじめ一条忠香(ただか)につかえる。明治元年忠香の3女美子(はるこ)(のち昭憲皇太后)が明治天皇の皇后になったとき宮中にはいり,典侍,女官長をつとめた。昭和5年1月27日死去。91歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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