高内又七(読み)たかない またしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高内又七」の解説

高内又七 たかない-またしち

?-? 江戸時代前期の武士
伊予(いよ)松山藩士。延宝6年(1678)藩主松平定直により総奉行に登用される。検見取(けんみどり)制から定免(じょうめん)制への税制改革,荒廃地の再開発,用水池改修など農政改革にとりくみ,藩財政の再建につくした。名は親昌(ちかまさ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の高内又七の言及

【松山藩】より

…定行は松山城の改修,道後温泉の整備,緋の蕪(かぶら)の生産,タルトや五色そうめんの製造と関連して知られている。寛文年間(1661‐73)藩財政の窮乏のなかで,延宝期(1673‐81)に高内(たかない)又七による災害復旧と財政再建,農村では地坪(じならし)制と定免(じようめん)制の実施という改革がなされた。4代定直は文学愛好で知られ,みずから榎本其角,服部嵐雪らに教えを受け,元禄期(1688‐1704)に松山文化の発達を見る。…

※「高内又七」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む