総奉行(読み)そうぶぎょう

精選版 日本国語大辞典 「総奉行」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぶぎょう‥ブギャウ【総奉行・惣奉行】

  1. 〘 名詞 〙 ある職務実地にまとめたり監督したりする総指揮者。また、何人かの奉行の中の長。
    1. [初出の実例]「内談番文施行。惣奉行。佐々木治部少輔。右筆。布施弾正大夫入道」(出典:花営三代記‐応安五年(1372)六月二一日)
    2. 「梶原源太景季、侍の所司にて、そうふきゃうなる上、わざん第一の者にて」(出典:曾我物語(南北朝頃)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む