高周波ミシン(読み)コウシュウハミシン

デジタル大辞泉 「高周波ミシン」の意味・読み・例文・類語

こうしゅうは‐ミシン〔カウシウハ‐〕【高周波ミシン】

高周波加熱を利用して、プラスチック材料を溶融・接着する機械

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高周波ミシン」の意味・読み・例文・類語

こうしゅうは‐ミシンカウシウハ‥【高周波ミシン】

  1. 〘 名詞 〙 ( ミシンは[英語] sewing machine から ) 高周波誘電加熱を利用してプラスチック材料を融着する機械の一種

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高周波ミシン」の意味・わかりやすい解説

高周波ミシン
こうしゅうはミシン
high-frequency welder

接着を行う特殊工業用ミシン。塩化ビニルなどプラスチックのフィルムまたはシートを2個の電極間に入れ,高周波電圧にかけて発熱,溶着させる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「高周波ミシン」の意味・わかりやすい解説

高周波ミシン【こうしゅうはミシン】

高周波ウェルダー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の高周波ミシンの言及

【誘電加熱】より

…通信分野で2000MHz以上をマイクロ波と呼ぶところから,2450MHzなどの場合はマイクロ波加熱ともいわれ発振管マグネトロンからの放射が利用され,家庭の台所用に普及している電子レンジがこれに相当する。誘電加熱は,木材乾燥,ベニヤ板の接着,ビニル布の縫着(高周波ミシン),プラスチック材の接着(高周波ウェルダー),薬品・電気機器の乾燥,食品の加温・乾燥・殺菌など多方面に利用される。電源は真空管あるいは半導体の高周波電力発振器,電源につながれたふつう平板状あるいは格子状などの両電極間に被熱物が置かれる。…

※「高周波ミシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android