高園村（読み）たかぞねむら

日本歴史地名大系 「高園村」の解説

高園村
たかぞねむら

[現在地名]海部町高園（たかぞの）

奥浦（おくうら）の西に位置し、北を海部川、南を母（はは）川が東流する。慶長二年（一五九七）の分限帳に「高曾根」とあり、高二五二石余が益田宮内丞の知行分。慶長年間のものと推定される国絵図に「たかその」、寛永（一六二四―四四）前期のものと推定される国絵図では「高その村」と記される。寛永一一年の高埆村（海部町史）では田二七町八反余・分米四〇八石余、畠二町二反余・分米二三石余。正保国絵図では「高埆村」として高二五二石余で、「たかそね」の訓を付す。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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