高宮晋(読み)タカミヤ ススム

20世紀日本人名事典 「高宮晋」の解説

高宮 晋
タカミヤ ススム

昭和期の経営学者 組織学会会長;日本学術会議会員;世界経営協議会副会長;日本経済学会連合理事長;上智大学名誉教授;元・産業能率大学学長。



生年
明治41(1908)年6月6日

没年
昭和61(1986)年5月12日

出生地
千葉県山武郡松尾町

学歴〔年〕
東京帝国大学経済学部〔昭和8年〕卒業

学位〔年〕
商学博士(一橋大学)

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和45年〕,勲三等旭日中綬章〔昭和54年〕,勲二等瑞宝章〔昭和61年〕

経歴
昭和14年東京帝国大学経済学部助教授、16年日本銀行調査局参与、20年東京帝国大学経済学部教授、21年運輸省調査局経済調査部長、29年一橋大学教授、38年上智大学経済学部教授、43年経済学部長、44年流通産業研究所理事長、50年西武百貨店取締役、53年産業能率短大学長を歴任著書に「経営組織論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高宮晋」の解説

高宮晋 たかみや-すすむ

1908-1986 昭和時代の経営学者。
明治41年6月6日生まれ。昭和20年母校東京帝大の教授,のち一橋大,上智大教授,産業能率大学長を歴任。アメリカ型経営学の研究にとりくみ,組織学会会長,日本経営学会理事などをつとめた。昭和61年5月12日死去。77歳。大分県出身。著作に「企業集中論」「経営組織論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高宮晋」の解説

高宮 晋 (たかみや すすむ)

生年月日:1908年6月6日
昭和時代の経営学者。組織学会会長;日本学術会議会員;産業能率大学学長
1986年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の高宮晋の言及

【経営学】より

…他方,ドイツ経営学の基礎のうえにアメリカ経営学の問題意識を接合させた研究が馬場敬治や藻利重隆によって進められ,これらが第2次大戦後に引き継がれた。 戦後はさまざまの経路を経てアメリカの経営手法が日本に紹介されたが,経営学もこの影響を受け,人間関係論などアメリカ経営学の諸理論の研究が盛んになり,高宮晋,山城章らを中心に日本の現実の企業経営の近代化ないし合理化に直接間接の貢献をした。理論面では,バーナードとサイモンを引き継いだ近代組織理論が日本の経営学にしだいに受け入れられて,今日に引き継がれている。…

※「高宮晋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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