デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高師秋」の解説 高師秋 こうの-もろあき ?-? 南北朝時代の武将。建武(けんむ)の新政後,足利直義(ただよし)につかえる。暦応(りゃくおう)元=延元3年(1338)伊勢(いせ)守護となり,しばしば南朝方とたたかう。貞和(じょうわ)5=正平(しょうへい)4年従兄弟の高師直らと直義が対立したとき,直義方につく。観応(かんのう)の擾乱(じょうらん)で劣勢となった直義が北陸にのがれる際にもしたがった。初名は師顕。通称は太郎左衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例