日本歴史地名大系 「高平谷」の解説 高平谷たかひらたに 兵庫県:三田市高平谷大船(おおふね)山連峰と羽束(はつか)山に囲まれた谷で、中央を羽束川が南流する。中世は高平庄が成立。なお槻瀬(つきせ)郷・波豆河(はずかわ)郷は多田(ただ)庄に含まれた。高平谷の川原(かわら)・末吉(すえよし)・布木(ふき)・田中(たなか)・十倉(とくら)・酒井(さかい)・片古(かたこ)・下(しも)・市之瀬(いちのせ)・上槻瀬・下槻瀬・木器(こうづき)・波豆川の一三ヵ村は川辺(かわべ)郡に属し、寛永四年(一六二七)以降明治維新まで摂津麻田藩領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報