高度段彩(読み)こうどだんさい(その他表記)hypsometric tint; altitude tint; layer tint

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高度段彩」の意味・わかりやすい解説

高度段彩
こうどだんさい
hypsometric tint; altitude tint; layer tint

地図における地形表現の一種。高度帯ごとに色分けするもので,低地平野部を緑,高くなるに従い黄色,褐色または橙色あるいはすみれ色となるようなスペクトル方式が多い。海洋部は,通常,浅海部を白か淡い水色で,深度を増すごとに青色の濃度を深めていく。高度分布や垂直分布との相互関係が理解しやすいことが特色。欠点は1つの高度帯内の土地の起伏は表わせないで,一様に同じ色で塗込めるので,平坦地と見誤られやすいこと,地図印刷で多くの色数と手数を要することなど。地図帳の地図,航空図などの小縮尺図によく使用される。

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