高徳藩(読み)たかとくはん

日本大百科全書(ニッポニカ)「高徳藩」の解説

高徳藩
たかとくはん

幕末期に創置された下野(しもつけ)(栃木県)の極小藩。山陵奉行(さんりょうぶぎょう)戸田忠至(ただゆき)は、山陵修補の功績と宗家宇都宮藩戸田氏の減禄転封を阻止するに功あったことなどにより1866年(慶応2)正月宗家から1万石を分知され、諸侯の列に班することとなった。治所は下野国塩谷(しおのや)郡高徳(日光(にっこう)市)に置かれた。藩領は下野国内4700石余、河内(かわち)国(大阪府)内5200石余であった。1870年(明治3)家督を継いだ忠綱(ただつな)は下総(しもうさ)国曽我野(そがの)(千葉市)に移封され、高徳藩は廃藩となった。

[秋本典夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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